虫歯になったら、治療で痛い思いをするのも不安ですが、どのくらいの期間がかかるのかも気になりますよね。虫歯治療は重症度やケースによって、治療期間が大きく異なります。

▼軽度の虫歯の治療期間

比較的軽度の虫歯であれば、その日に治療が完了することも珍しくありません。歯の表面に小さくて浅い穴が開いている程度なら、虫歯を削ってコンポジットレジンを充填するだけで治療が完了するからです。歯医者さんによっては、次の週にもう一度、診療を受けることになりますので、平均的には1～2回で虫歯治療が終わるといえます。

▼中等度の虫歯の治療期間

虫歯がエナメル質だけでなく象牙質まで到達した中等度の虫歯は、2～4回くらいで治療が完了することが多いです。虫歯によって生じた穴もそれなりに大きく、詰め物や被せ物を製作しなければならないケースも少なくないからです。そのため、初診では歯を削り、型取りを行うだけで、2回目以降で詰め物や被せ物の装着などを実施します。

▼重度の虫歯の治療期間

重症化した虫歯では、細菌に侵された神経を抜き、根管治療を行わなければなりません。歯の根の治療はとても時間のかかる処置なので、虫歯治療全体としては1～2ヶ月、場合によっては2～3ヶ月かかることもあります。

▼まとめ

このように、虫歯の治療期間はどのくらい進行しているかによって大きく変動します。治療を開始する時期が早ければや早いほど、治療に要する期間も短くなりますので、早期発見に努めましょう。

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