このブログでは、マウスピース矯正の特徴を解説してきましたが、具体的なメリット・デメリットについてはあまり触れてきていませんでした。そこで今回は、マウスピース矯正「インビザライン」のメリットとデメリットについて、オレンジ歯科クリニックが詳しく解説します。
▼マウスピース矯正のメリットとは?
マウスピース矯正のインビザラインには、次に挙げるようなメリットがあります。
◎ここぞという時に装置を外せる
マウスピース矯正は、その名の通りマウスピースを使って歯並びを治す方法です。インビザラインではアライナーと呼ばれる透明なマウスピースを1日20~22時間装着します。この装着時間を守っている限りは、好きな時に装置を取り外せます。大切な人と会う時や大勢の前でプレゼンをする時などは、マウスピースを外した状態でイベントに臨めます。
◎食事や歯磨きを普段通りに行える
インビザラインのマウスピースは、食事と歯磨きの時にも取り外せます。普段通りに食事ができ、歯磨きもしやすいです。
◎何も着けていないように見える
マウスピース型矯正装置は、透明な樹脂で作られており、一見すると何も着けていないように見えます。ギラギラとしたマルチブラケット装置のように目立つことはまずありません。
◎治療に伴う痛み、不快症状が少ない
インビザライン矯正では、比較的弱い力で歯を動かすことから、歯の移動に伴う痛みも少ないです。マウスピースは表面が滑らかで歯茎も圧迫しにくいことから、装置による不快症状も少ないです。
◎治療費用が安い
ワイヤー矯正は、1,000,000円前後の費用がかかりますが、マウスピース矯正は800,000円前後の費用で治療を行えることが多いです。当院であれば軽症に限り、ワイヤー矯正の半額程度の費用で歯並びの治療を行えます。
◎2ヵ月に1回の通院でOK
インビザラインのマウスピースは、治療をスタートさせる時点で、最後のステージ分まで完成しています。ワイヤー矯正のような細かい調整も不要であることから、2ヵ月に1回の通院で治療を進められます。
▼マウスピース矯正のデメリットとは?
マウスピース矯正のインビザラインには、次に挙げるようなデメリットがあります。
◎マウスピースを着けないと歯が動かない
マウスピース矯正は装置が着脱式であることでさまざまなメリットが得られますが、装着を怠ると歯が動きません。1日20~22時間の装着を継続できない場合は、治療計画も破綻してしまいます。
◎マウスピースを着けている時は水しか飲めない
マウスピース矯正の大きなメリットに「食事制限がない」という点がありますが、マウスピースを装着している時だけは「水」しか飲むことができません。
◎デコボコの大きい歯並びには向かない
マウスピース矯正のインビザラインは、軽度から中等度の症例に向いている治療法です。デコボコや出っ歯の症状が強い症例は、ワイヤー矯正の方が向いているといえます。
▼まとめ
今回は、マウスピース矯正「インビザライン」のメリットとデメリットについて、オレンジ歯科クリニックが解説しました。ワイヤー矯正にはないメリットがたくさんあることに驚かれた方も多いことでしょう。デメリットもマウスピース矯正ならではといえますね。そんなマウスピース矯正「インビザライン」について、もっと知りたいことがあるという方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。当院はインビザラインに力を入れている歯医者さんです。