虫歯は細菌感染症の一種なので、人にうつる可能性は十分にあります。
そこで今回は、虫歯菌の感染経路や感染しない・させないためにすべきことをわかりやすく解説します。
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▼虫歯の原因菌
虫歯の原因となる細菌は、ミュータンスレンサ球菌が有名ですよね。
虫歯の発症のきっかけとなりやすい細菌で、虫歯を患っている人のお口の中からは、ほぼ間違いなく検出されます。
ただ、虫歯が進行していくと、ミュータンス以外の細菌も増えてくる点にご注意ください。つまり、虫歯菌は1種類ではないということです。
▼虫歯の感染経路
虫歯は、基本的に唾液を介して人にうつります。もっともわかりやすいのはキスのようなスキンシップですね。
その他、歯ブラシや食器などを共有することでも虫歯菌が人にうつることがあります。空気感染するようなことはありませんのでご安心ください。
▼虫歯菌を人にうつさないための方法
虫歯菌の感染対策としては、キスのようなスキンシップを控えたり、歯ブラシや食器を共有したりしないことが第一に挙げられますが、何より重要なのはご自身が虫歯にならない、あるいはお口の中で虫歯菌を増殖させないことです。
定期的・メンテナンスをしっかり受け、セルフケアも徹底していれば虫歯菌が繁殖せず、人にうつすリスクも大きく減少します。
▼まとめ
このように、虫歯菌は人にうつることがあるので、口腔ケアはきちんと行うようにしましょう。
それがご自身の健康維持に寄与するためだけでなく、周りの方の利益にもなります。
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